次世代を担う、地域人材を育てよ!一律の育成プログラムではなく、地域ニーズに応じたプログラム設計

 観光人材育成は、トップレベル、中核、即戦力の三層構造で進められていますが、コロナ禍による業界の変化や人材マーケットの流動性から、人材像や育成方針の見直しが求められています。中核人材のリカレント教育を継続する大学は半数にとどまり、即戦力重視の動きも見られます。持続可能な観光地域づくりには、長期的な人材育成が不可欠です。
また、SDGsの目標に観光が深く関わっており、特に地域資源を活かした持続可能な観光が求められています。関係人口の増加と地域振興が重要であり、観光人材の育成は事業者や個人の社会的責務として位置づけられています。これにより観光産業の再建と地域貢献が可能となることを目指しています。
当社では、次世代の観光産業をリードできる経営・マネジメント人材の育成に向け、アライアンスパートナーと連携し、「戦略策定」「経営管理全般から地域誘客などの各種施策実行」「観光商品作り」「インバウンド受入」「観光プロモーション」など、観光地域経営に資するスキルアップのための人材育成プログラムをご用意しています。

2024年度取扱件数

30件以上

日本旅行が
「人材育成事業」で選ばれる理由


01次世代を担う子供たちの健全な育成へ

旅行業のノウハウを活かした事務局運営力

「可愛い子には旅をさせよ」 当社は、1987年からトムソーヤクラブを運営。次世代を担う世代の健やかな成長を応援するため、小中学生向けの自然体験キャンプを展開しています。安全で安心して楽しめる活動を提供すべく人材育成や安全管理に取り組んでいます。 また、自治体や企業に向けて、長年培ったノウハウを活かし、全国の自然学校等と連携し、独自プログラムの開発や運営を行っています。

02豊富な人材と連携先

観光庁では、次代を担う若者たちの地域への愛着・誇りを醸成し、観光の意義理解を促進することで、観光立国を支える人材の裾野を拡げる取組として「観光教育」があります。今後、観光産業を日本の成長に資する基幹産業とし、さらに高いレベルの観光立国を目指すための人材の育成・確保を目的とし、「未来の観光人材育成事業」を推進しています。 当社では2022年度に観光庁より事業を受託し、熊本県熊本市、石川県加賀市にて検証実験を行い、2023年度は当社グループとして、福井県内の高校5校に対し授業を展開し、福井で学べる次世代の修学旅行の形を発表いたしました。 

03ポストコロナ時代を支える観光人材育成事業

日本の観光産業は、人口減少や少子高齢化、コロナ禍の影響を受けて需要が大幅に減少しています。この状況を逆手に取り、地域が主体的に観光人材を確保・育成する体制を整える必要があります。 当社では、地域が主体となり産官学が連携した人材育成を支援し、地域人材の確保・育成モデル事業などを通して、地域や事業者との対話を重視し、地域の特性にあった持続可能な観光人材の育成を推進しています。