街全体が教室に!地域通貨“まちのコイン”を活用した新しい校外学習
都内私学校様(社会学ゼミでの1日探究DAY)での実施事例
これまでの校外学習や企業訪問では、訪問先の話を聞くだけの形式も多くありましたが、街全体を学びのフィールドとして訪問する地域の企業・自治体・市民がどのように連携をして街づくりに取り組んでいるのか学ぶ新しい校外学習の事例が生まれています。
今回は、面白法人カヤックが運営する地域通貨「まちのコイン」を活用し、生徒たちが地域と直接関わりながら学んだ授業の事例をご紹介します。
目的・ご相談内容
- 共学化によるカリキュラムの改革を行うタイミングで、探究型ゼミ学習のご相談をいただきました。
- 探究型ゼミは4分野で構成されており、そのうちの社会学ゼミの中でまちのコインを活用したフィールドワークを提案させていただきました。
- 「まちのコイン」は、鎌倉に本社を置く株式会社カヤック様が運営する地域通貨サービスです。地域でのお手伝いやイベント参加などでコインを獲得し、加盟店で特典や体験と交換することができます。お金ではなく、地域とのつながりを循環させる新しい街づくりの仕組みです。。
- 日本旅行では、まちのコインプログラムとして事前学習の実施から鎌倉でまちのコインを活用した探究フィールドワークをご提供しており、修学旅行、校外学習などでご利用いただいています。
取組概要
- 【事前学習】鎌倉のまちのコインとはどのようなコミュニティ通貨なのか、ワークシートを用いながら日本旅行社員が授業を実施しました。当日のフィールドワークに向けて実際にアプリを触り、どのような店舗が加盟しているか、どこを訪問したいかを話し合いました。
- 【当日】午前中はカヤック様から事業説明やまちのコインの注意点についてお話いただき、まずは全員で体験できるアクションとして、由比ガ浜でのビーチクリーンに参加しました。ビーチクリーンをした後は拾ったゴミを見ながらどんな特徴があるのも含めて、鎌倉で活動する方からお話を聞きました。
- 午後はビーチクリーンやアプリ内でのクイズなどを通して獲得したクルッポを使用して、班別のフィールドワークをしました。ポイントを使用する際に、少しおトクなメニューを注文できたり、おまけがついてきたりします。生徒はポイントを使用するだけでなく、お店の人にインタビューしながら取り組んでいました。まちのコインがあることによって、観光客と地域の人のコミュニケーションが弾む仕掛けになっています。
- フィールドワークの後は、ポイントを一番循環させた班を決め表彰しました。実際にまちのコインを使用して地域の人とコミュニケーションを取る中で分かった良かった点・改善点などは発表をし、カヤック様からフィードバックもいただきました。
実施内容
- 参加人数 : 高校生50名
- 体験場所 : 鎌倉周辺
- 所要時間 : 9:00~15:30
- 学習時間 : 事前2コマ、事後1コマ
- ※加盟店への訪問の都合上、50名以内での実施を推奨します。


おすすめ
ポイント
・企業訪問の新たなスタイルです。
受動的に聞くだけでなく、企業や団体が手掛けるサービスを利用・体験することで双方に交流の意味が生まれます。
地域通貨を通じて、ボランティアや観光PRに参画することもできます。
・実社会で課題解決に向けた取組みを学ぶことができます。
地域で活動する様々な業種業態の方と対話をする中で、地域経済の仕組みや課題をリアルに実感する機会になります。